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科学・テクノロジー その21「油田は、超古代都市の痕跡…」


本 昔から持っていた素朴な疑問なのですけど、それは、世界の油田の配置を見ていると、「なぜこの油田は世界に均等に存在せず、ある地方に偏在しているのか?」という事です。最大の場所は言わずもがな、中近東のペルシャ湾岸地帯。世界最大の油田地帯です。次に大きなものがロシアの西シベリアとカスピ海周辺。三番目はナイジェリア等の国がある西アフリカ沿岸。更には東南アジアのインドネシアを中心とした一帯。アメリカ、メキシコ、ベネズエラなどの国が隣接しているメキシコ湾を中心とした東沿岸。他にもイギリスの北海などがありますが、地図で見ると本当に「偏在」しています。それを見ているとある事に思い至りました。「これは超古代の都市の痕跡ではないか…?」。そうなんです、その偏在がまるでかつての地球上の主要都市のように見えるのです。

あくまでもシロート発想ですが、私には油田の地図が世界の都市を表す地図に見えたのです。余談ですが、それをSF仕立ての話にして、そこからしばし、物書きでお金を貰える生活をしました(が、つまらなかったので、4年くらいで止めました)。つまり、石油は、要は炭化水素を主成分とした油です。石油は英語で「Petroleum」ですが、ラテン語の「岩石の油」というのが由来のようです。炭化水素の他に、硫黄分や窒素等も含みますが、要は酸素と結合しやすい元素ですから「燃え」ます。高効率なエネルギー源として利用できるわけです。のみならず、成形物の材料であるプラスティックや、生命にとって必要なタンパク質さえも生み出せるほどの高分子な物質です。まあ、タンパク質を生み出すといっても、石油からダイレクトに抽出できるわけではなく、微生物を使って、石油の主成分である炭素と水素を、酸素と窒素と合成して、タンパク質を作る訳ですけど、その材料が石油の中にはあるのです。至極大雑把(テキトー)に言ってしまえば、石油を使って都市を作れるほどの材料がその中に含まれているのです。しかもそれが世界の特定の場所に偏在しています。
      
石油は「化石燃料」とも呼ばれます。石油が生まれた成因として、一般に言われているのは「有機由来説」で、簡単に言えば、はるか古代の動物や植物、微生物が死んで堆積し、それが年月とともに地層となって、その圧力を受けて高温高圧となり、石油に変化したという説です。それが説として成り立つ根拠は、石油の中にアミノ酸など、生物由来のものが含まれていることと、石油(石炭も)が発掘される場所からは化石が見つかる事もあり、これは石油(石炭)になりきれなかったものであるとされ、石油(石炭)は有機由来であるとする根拠となっているようです。それが長く定説となっていた訳ですが、ここにきて新しい「石油無機由来説」というものが出てきているようです。これは、「石油は無尽蔵」であるかもしれない、という、少々夢のような説です。

概要をいえば、「惑星が生まれる際に大量の炭化水素が含まれ、それが惑星内部の高圧・高温で変質して石油が生まれ、地表近くへ浮上してくる」、というものですが、長く定説とされていた「有機由来説」を覆すとしたら、その根拠は何でしょうか? 「有機由来説」では、石油の中に生物由来のアミノ酸が含まれているという事が根拠になっていましたが、条件が揃えば、無機質だけの環境からでも有機質は生まれるという事実がまずあります。これは、例えば太古の大気と同じ条件の中で人工的に落雷(高電圧)を起こすことによって、アミノ酸の材料が生成されるという実験での事実があります。そしてさらに、岩盤や地層の無い所でも石油が発掘されたり、更に驚きなのは「一度枯渇した油田がもう一度回復することがある」という事実からのようです。
   
先に述べた「油田は、遥か太古の都市の痕跡では?」という発想を持った時に、この「無機由来説」はまだ唱えられていませんでした。ですが、それを知って、ますます私はその仮説(=妄想)を強くしてしまいます。なぜなら、その「無機由来説」でも油田の「偏在」は説明がつかず、さらには岩盤や地層という「有機由来説」の「条件」なるものが揺らぐからです。「無機由来説」はまだ日の浅い説ですが、「有機由来説」の条件なるものに多少の綻びを示したという事は、石油は、地球の自然が目のくらむような時間をかけて「ある条件下」で作ったというより、「石油を作る元の素材は地球上のあらゆる場所にあり、どこにでも油田ができる可能性はあった」というように、条件という「偶然的」な要素を多少排除してくれるのではないでしょうか。であれば、油田が「偏在」しているのは、「偏在」する理由があったと考える事もできます。それが「超古代都市」なのです。

恥ずかしながら、私がかつて書いた話のプロットはこのようなものです。当然、超古代都市も何らかのエネルギー源を使っていたでしょうから、それが「石油」であったとしても変ではありません。問題は、それがもう一度全て石油に代わってしまったという事です。どうやって? それは「ウイルス・バクテリア」によって、です。ウイルスには「エボラ出血熱」のように人類を滅ぼしかねないようなものもあります。伝染病は有史以来数千万単位の命を奪ってきています。超古代にもっと強力なウイルスが流行したとしたら、核戦争どころの話ではなく、地球上の人類を滅ぼすほどのものであったとしたら、その有機質の塊はバクテリアによって分解されます。腐敗です。表現はホラーっぽいのですが、有機質の濃厚なスープができます。では、都市を構成している鉄などの無機質はどうなるのか? これもバクテリアが分解します。「チオバチルス」なるバクテリアは無機質を分解してエネルギーを得ています。長い年月をかけて分解され尽くした無機質は、バクテリアの塊となってこれも有機質へ…。それが地中で遥かな後に油田となり、もう一度、エネルギーとして利用される。

まあ、あくまでもお話として書いてみたものなので、別に荒唐無稽と云われるならそれは褒め言葉です。ちなみにこの話を世に出すことはできませんでしたが、私が「物書き」になるキッカケは作ってくれました。とにかく、元の発想は「世界に遍在する油田が、それぞれの地域の都市のように見える」という事です。ついでの妄想をしてみれば、遥か目も眩むような未来、ニューヨークや東京も、「油田」となって、次の地球の支配者に利用されるのでしょうか。都市はあらゆるものを集めます。それが有機体のスープとなったものが油田…。何度も繰り返す地球の歴史。

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