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科学・テクノロジー その24「疑似科学というもの 科学で説明できない科学?」


本 「疑似科学(ぎじかがく、英: pseudoscience)」という言葉があります。「ニセ科学」あるいは「似非科学(エセ科学)」とも呼ばれ、一般に「科学(的)でない」ので「非科学(的)」という表現もありますが、この「疑似科学」なるものをこの科学の項目に書こうと思ったのは、まさにこうしたものが「科学」へのカウンターとして、少なからず科学の進歩に役立っていると考えるからです。それと同時に「科学」なる素性の良いものに対して、その限界を知らせているものでもあると感じるからです。例としては「幽霊」「超能力」「占い(予言)」等々。余談ですが、「疑似科学的」ならまだしも、同義として「非科学的」という表現がありますが、何故かその言葉に傲慢さを感じてしまうのは私だけ?

「疑似科学」なるものを考える時、一つの例として鉄腕アトムのような「ロボットと意識」という命題があります。ロボット技術の進歩は目覚ましいもので、あのホンダが開発したアシモを見た時、本当にいずれは人間型の、鉄腕アトムのようなロボットができるのではないかと少なからずの人が感じたと思います。電子技術の発達で多くの高精度なセンサー類が開発され、人間の「目、耳、触覚等々」に近いものをコントロールできるようになった事で、部分的なら人間かと見まごうような表情を見せるロボット(アンドロイド、ヒューマノイド)が生み出されたことに驚愕すら覚えます。で、では「意識」は? このロボットたちは「自らの存在を自ら認識できるのか?」という疑問というか、興味が湧いてきます。が、正直、それは今の所不可能でしょう。

AI(人工知能:Artificial Intelligence)なるものがありますが、「学習」と「推論」という能力であればある程度、コンピュータのプログラミングで可能でしょう。しかし、真っ向から「意識とは?」とはという事にあると…。という問題の前に、まずその「意識」についての一応の定義(仮置きでも)をしておく必要があります。ここで、新解さん(国語辞典)で確認します。意識とは「自分が今何をしているか、どういう状況に置かれているのかが、自分ではっきり分かる心の状態」。分かりやす過ぎて、逆に分かり難いですね。何故か? 「心」という言葉が出てきているからです。では「心」とは? 「それが働いている間は人間が人間らしさを保つと考えられるもの(感情・意志・思考などの働きはこれに基づくとされる)」。

ハイ、もうどこに行けばいいのやら分からなくなります。迷子状態。「人間」という言葉が出てきました。「意識」とは、例えば「考える」などの行為を総合的に捉えて、人間独自のものと定義しなければなりません。では、ロボットなる人工物が「意識」を持つとしたら、前述した「心」の解釈を「それが働いている間はロボットがロボットらしさを保つと…」なんて事になります。子供じみた論理などで挑もうとすると無理ですね。話を元に戻して、「ロボットと意識」ですが、どこかのメーカーが「人の感情を理解するロボット」を売り出して、即、完売したそうですが、これを買った人は何を期待して買ったのでしょう。正直、高額なオモチャを買ったのではと思わざるをえません。

本当に現時点でロボットと「感情交流」できると考えている人はどれくらいいるのやら。まあ、ロボットの仕草に「感情移入」することはできるでしょうが…。この辺り、「科学と疑似科学」「科学と非科学」が同時に存在しているのです。人間の「意識」自体が「科学的」に解明されていない以上、「意識を持ったロボット」は現れません。また、現に誰もが認めている「意識」なのにそれが科学的に解明されていないということは「意識とは非科学的=疑似科学の世界にあるもの」ということでしょうか。人間と同じように意識を持っているロボット、ヒューマノイドはSFの世界に存在します。しかし、現実にそれができたところで、科学は「何を成果とする」のでしょうか。それなら「人間が遠隔操作するロボット」が「意識と心を持ったロボット」の一番簡単な姿です。それが科学の限界。

話が止まりませんので、この辺で「疑似科学」なるものに対する考えをまとめてみます。「科学なるもの」が権威的で「無矛盾」であるとすれば、科学は停滞します。「疑似科学=非科学的」というスタンスでは世界がドンドン矮小化されます(ちなみに「嘘」とうものは全く圏外の話)。「良く分からないけど、否定できない」ものの方が圧倒的に多いのです。「人間」というものにどのような方面からアプローチをかけようが、その人間自体が全くもって「訳の分からない存在」なのですから、数学的に言えば「何を以ってしても真となる」ということ。例えば「心霊」や「ヒーリング」という疑似科学の領域にあるものは、どのように扱えばいいのでしょうか。全否定? それは多分(科学的に)無理だと思います。疑似科学とは「科学が説明できないもの」へのレッテルでしょう。ハイ、結論(?)です。「科学」とは現時点までの事。その先(未来)は「疑似科学」の中に隠れている。「意識」なるものも、意外と「幽霊・心霊」研究から解明できるかも。

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