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社会・政治 その35「中国と韓国はそんなにスゴイのか? 相手の力量を測る基準は?」


本 このタイトルを見ると「ああ、こいつは嫌韓・反中のネトウヨか」なんて思われますね。ハイ、どう思われようと、私は嫌韓でも反中でもネトウヨでも、ましてや左でもありません。むしろ、そんなものには興味がありません。が、このサイトで中国や韓国に関していくつか「言いたい事」は書いています。私は学者ではありません。しかし、「知らないやつは黙っていろ」ってな訳にはいきません。疑問・おかしいと感じる気持ち・変と感じる気持ちをそれほどスマートに制御できる能力はありませんから。この編で、この前の「その34」で「今更のことでもなし ポスト・トゥルース フェイク・ニュース」というタイトルで記事を書きました。その中で「(中略)『疑う』という、最も近代的な精神である知性のコアを失ってきているということでしょう。『事実(Fact)』とされることに対して、『何が根拠で…』『どうしてそう言い切れる…』ってな疑問を持たないという『思考の停止』を起こしてしまうことに問題があると思います」ってなことをサラッと書いてしまいましたが、まあ、そう考えています。論の展開に興味のある方、異論のある方はどうぞ。批判は大いに結構です。

と、ちょっとテンションが上がり気味のスタートですが、それは認めます。が、最初に申し上げておきますけど、私が全てを知っている訳でもないし、絶対に正しいと思っているつもりもありません。「稚拙な疑問」がどこまで論として立つのか、試してみたいような気分でこの記事を書きたいのです。中国や韓国に関してはもう、色々と記事として書きましたのでここでクドクドと主張はしたくありませんが、一般にある「嫌韓・反中」のコアにあるものは、彼らが日本の戦争犯罪(戦争に犯罪って概念、あるのかね。あれは「命の否定」ですよ)に関してしつこく「政治カード」として使ってくることに辟易としての事でしょう。ヘイトスピーチにいきなり飛んでしまうのはこの国の国民性である「感情の揮発性の高さ」故か。中途の議論に弱いのは昔から。で、それは置いといて、彼らの言う「日本の戦争犯罪」ですけど、日本はどちらの国とも戦争していません。戦ったのは「国民党(中華民国、今の中国ではない)」と「アメリカ」です。ここで、中国(中華人民共和国、戦後に毛沢東が作った国)と韓国(大韓民国、戦後に米軍の後押しでできた国)の言う、日本の戦争責任なんてテーマを言っても「千日手」になるだけなので、止めます(てか、意味なし)。

で、何と言われようとも「早い進歩には『真似る』相手が必要」であることは事実。明治以降の日本が飛躍的な近代化を果たせたのも、欧米という先進国があったから。アジアでそこから貪欲に知識や技術を「真似た」のは日本だけ。なぜか日本は欧米という国家群の「恐ろしさ」を十分に知っていたようで、その「恐ろしさに対抗するため」に恐ろしい相手から恐ろしい知識や技術を大急ぎで吸収するという離れ業をやってのけ、挙句の果てにはその欧米と伍する列強となり、アジアの国として初めてそうした国々と渡り合ったというのは歴史の事実です。とはいえ、だから日本が「正義の国」であるなんて全く思いません。それらはただ歴史の事実であるということだけです。で、異論反論、大いに結構で言い切りますが、韓国や中国が今やそれなりの国家としてのし上がったのは、アジアに日本という国家があったから。これは事実。つまり「真似る」相手がいたということ。しかも、都合よく「戦争責任、戦争犯罪」などと突きつければ自ら卑屈になって、資金や技術を供与してくれる有難い存在として。

日本の「技術」が無ければ、今日の韓国や中国があったでしょうか。渾身の力を込めて「否!」です。アジアの「後進性」は「お向かいの北の方の国(戦後、スターリンが金さんをそそのかして作った国)」に色濃く残っています。今の東アジアはすべて戦後にスタートしています。中国が経済大国になったのは、社会主義なのに資本主義を取り入れるというウルトラCの経済設計図を描いた鄧小平という政治家がいたという奇跡故の事。韓国の朴正煕も、その歴史的悪名は別にして、「漢江の奇跡」への道筋を作った経済最優先のその手腕はこれまた奇跡的(ベトナム戦争での利益と日本の円借款が元手)。この両国に技術を提供したのは主に日米。細かいことは専門の学者が検証すればよいことなのですが、中国も韓国もかつての貧しかった国から世界の先進国家にアッという間に追い付いていますけど、急激に成長したものには必ず「歪」が起こります。代表的なものでは「公害」。インドなんかも酷いようですが、中国並みとか。韓国は公害よりも「財閥」というヤッカイなものを育ててしまっています。

ということで前置きが長すぎましたが、実はここからが「本題」なのです。過日、某朝日新聞の記事に「中国式決済 世界で台頭」なんて記事を見て、「そんなにすごいことなのかよ!」とちょっとカチンと来た次第で。冒頭の言葉を抜き出すと「中国のネット通販大手阿里巴巴(アリババ)が展開する決済システム『支付宝(アリペイ)』がグローバル規模で存在感を発揮している」とか。で、「中国は現金不要のスマホ決済によるキャッシュレス社会を迎えている」だって。この記事書いた人、どこまで中国の事勉強して、ITリタラシーというかその辺りの事、詳しいのかね。あの、確かにガラケーだけど「お財布携帯」とかって言葉、覚えています。日本にあるプリペイドカードの数々など。何が「中国式決済」なの? あの国は確かに人口は多いけど、グーグルやアマゾンのパクリ会社が幅をきかせているだけでしょ。最近は両者の進出を歓迎、なんて言っているけど、「欲しいものがある」からでしょ。グーグルは冷めているでしょうね。

例えば中国の「高速鉄道」も「中国南社」と「中国北社」を合併させた「中国中社」が世界でもダントツにトップですが、自国の「高速鉄道網」を作るだけで世界トップにはなりますよ。で、そうしたものをGDPに含めて世界第二の経済大国? 難癖付けるつもりはありませんけど、その「中国中社」の海外での評判はどうなんでしょう。「新幹線」と同等のブランド力は持っている? これは韓国の自動車もそうですけど、本田宗一郎がいなかったらどうなっていたでしょうね。液晶にしても半導体にしても、日本が近くにいなかったらどうしていました。サムソンはスマホの一本足打法で、スティーブ・ジョブスがもっと長生きしていたらどうなったか…。どれほど、かのブランドが強いのか、客観的には分かりません。そうなんですよ。つまり、客観的に分かるような「ブランド力」なるものが、彼の国には見えないのです。それなのに新聞などの日本マスコミは、「中国はスゴイ!」「韓国はスゴイ!」とかで、「彼らが本気を出し始めたら日本はもう終わり」的なことを平気で言います。実際、自動車で言いましたよ。

某朝日新聞さん。昔、お向かいの北の方の国を「この世の天国」なんて言ってた記憶はもうないのですか。先に述べた「中国式決済 世界で台頭」の根拠が、「現金が不要でおつりが要らない」「スマホにアプリを入れれば、銀行口座を持てない人でも少額の融資の受け皿ができる」とか。あと「日本人は現金志向が強いから、市場としての潜在性がある」とか。この程度の記事に半五段(新聞一面の四分の一のスペース)も使うなんて、よほど記事(取材能力)が不足しているのでしょう。私事で恐縮ですが、昔、ある会社で広報の手伝いをやっていまして、各マスコミの取材対応をしていましたが、記者の方たちのあまりの不勉強さに笑った記憶があります。その会社はインターネット関連です。小さくない会社ですよ(今はもうM&Aで事業形態が変わっていますが)。

まあ、これほど左様に、われわれは「疑う力」を付けなければ、この「情報氾濫、情報過剰」の社会を無事に生きていくこと(まあ、簡単に死ぬことまでは無いでしょうけど…)が難しいのです。ここで陳腐な「敵(彼)を知り、己を知れば、百戦危うからず」なんて孫子の言葉を持ち出すのもアレですが、何をするにしてもまず「相手に関する、できるだけ精度の高い情報を得る」事が重要です。あんな、提灯的な記事では、「訳ワカメ」ですわ。まあ、情報売るのに「膨らし粉」と「煽情的なキャッチフレーズ」が必要なのは、インターネットのダークサイドにある「情報商材」と一緒なんでしょうけど。あなたたちは、そっちに行かないでください。困ります。

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