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その他 その25「マルチバース(多元宇宙) 気が遠くなる快感…」


本 えー、最初にお断り申し上げておきますが、私は学者でもなければ研究家でもありません。ただの雑学好きです。物書きも経験はしておりますが、お金を稼ぐための物書き作業は難行苦行、矜持などはギリで保つのがやっとです。で、今はこのようにサイトで好き勝手に書いていますが、それは「考える事の楽しさ」「想像する事の楽しさ」、まあ、それに付け加えて「間違った時の恥ずかしさ」を堪能できる世界で、まさに「夢(妄想)の揺りかご」の中にいるようなものです。と、一応のディフェンスを張った所で、「破綻覚悟でも、どうしても書いてみたい事」というものがたくさんあります。どこまで「文字を紡ぎ出せるか」という、ランナーズ・ハイ的な快感です。ですから、破綻御免で考えてみます(興味ない人は興味ないですよね…)。何が書きたいか? ハイ、「マルチバース(多元宇宙:Multiverse)」についてです。SF好きの方には「パラレルワールド(並行宇宙:Parallel world)」といった方が馴染み深いですね。簡単に言えば、宇宙はひとつだけではなく数限りなくある、という考えです。「オムニバース(宇宙の全集合体:Omniverse)」というものもあります。

今の我々の宇宙は「ユニバース(Universe)」で、その関係を云えば、ユニバースの集合がマルチバースで、マルチバースはオムニバースの部分集合、オムニバースは全体集合、という事です。つまり「宇宙は無限」という話ではなく、「無限に宇宙はある」ということです(だそうです…)。この辺りでもう十分に気が遠くなり始めてきます。われわれが直接観察できるのは、約140億年前のビッグバンから生まれたこの宇宙が膨張を続け、その光が地球に届く範囲内でしかありません。その距離は(宇宙の膨張速度を考えると)約420億光年だそうですが、単純に考えればその420億光年先の光が捉えられれば、ビッグバン以前の宇宙が見えるという事でしょうか…。まあ、それが可能な時、私は生きていませんし、人類だってどうなっているやら…。
     
もともとマルチバース(=パラレルワールド)とは、「もしこの世界と別の宇宙が存在して、そこに自分と同じ存在がいたら…」という、SFでの定番ネタです。しかしそれが、最先端の物理学と宇宙論で真剣に議論されているのです。しかも、その宇宙とは我々の3次元空間の宇宙とは違って、5次元であったり、8次元であったり、全く違う粒子から成り立ち、全く違う物理法則を持った宇宙かもしれない、って事です。「次元:Dimension」の理解も難しいのですが、直感的に言えば「ある空間の中での位置を示すのに、どれだけの変数があればいいのか」という事でしょう。例えば地球の表面だけなら「緯度・経度」の2つで示すことができますが、海の中や空中にあるものの位置を示すには「緯度・経度」に加えて「そこからの(上下の)距離」の3つが必要となってきます。で、3次元。これが「時間」の加わった4次元になると「何時何分何秒の」という変数が加わります。4次元で、ややこしいのは空間と同じく時間も連続体となり、その可逆性を認めなければ4次元は存在できません。ということは、可逆性を認めれば4次元が成立します。時空連続体として。

ちょっと頭痛がしますが、この辺まではSF好きなら付いていけます。故に「時空連続体」「タイムマシン」という世界が出てきます。これはアメリカの作家、カート・ヴォネガット・ジュニアの作品に、その時空連続体の中に生きる知的生命体が登場します。つまり、「過去にもいるし、同時に未来にもいる」という存在です。我々は残念ながら時間的には不可逆的な3次元空間に生きています。では5次元とは? 8次元とは? 単純に「位置を示す変数の数」という事で言えば、8次元には何があるのでしょうか? 4次元までは想像力で行けるとして、8次元が持つ残りの4つの変数は想像力では難しい。これらのマルチバース、オムニバースの世界は、現代物理学の最先端理論である「ひも(String)理論」から導かれるようです。ちなみに「超ひも(Super string)理論」なるものもあります。ちょっと、呼吸が苦しくなってきました。
     
この「ひも理論」、何度か本を読んで理解しようと試みたのですが、どうしても数学力不足の者では「喰っても腹をこわす」だけの理論です。しかし、腹をこわそうが引き下がるわけにはいきません。素人なりの「直感」と「想像」と「分かった振り」「錯覚」「何度も開く開眼力」という武器があるのです。いえ、笑いごとじゃなくて(笑ってねーよ)、それが無ければこのような話は「楽しめない」のです。直感で行けば、「質量はエネルギーに変換される」という前提から、「世の中の全ての物質は、エネルギーによって構成される」と強引に考え、そのエネルギーの元は「ひも理論における、ひもの振動」であると考えられるのです(ホンマか…)。ひも理論といっても輪ゴムようなひもが浮かんでいるのかどうか分かりませんが、そこに量子論の「エネルギーの不確定性関係」なるものを強引に持ち込みます。これは、「物理量はペアとなる値との間で不確定な関係が存在する(同時に測定できない)」というもので、そこに相対性理論を小さじ3杯くらい加えると(お料理か…)、とんでもない結論が導き出されます。

なんと「何も存在しないはずの空間(真空)でも、物質が生まれたり消えたりしている」という事です。これは実際に高速加速器での実験で確認されているらしく、一瞬のうちに生まれて、一瞬のうちに消える(光が髪の毛ほどの距離を進む時間)物質があるようです。それを「他次元への移動」という事で説明を試みようとする物理学者もいるそうですが。マルチバースという「超マクロ」から量子論という「超ミクロ」の世界に来てしまいましたけど、この両者は不可分なのです。われわれが生活の中で感知できるのは、ニュートン力学の世界ですが、「超マクロ」でも「超ミクロ」でも、そのニュートンの領域を超えたところでは、「何もかもが不確定で曖昧」となるのです。イーカゲン(それは私)という意味ではありません。現状、そこまでが「観察」によって分かったという事です。(多分…)
   
物理学は「観察」と「理論」、そしてその先にある「直感」から捉えられていくものであると思っています。多くの者に「数学という言語」が分かる訳ではありません。しかし、「好奇心」というエンジンは同じなのです。その対象には素人なりに持ち得る全ての「想像力」を駆使して、その好奇心を満足させようとします。つまり「知的に楽しもう」とします。マルチバース…。宇宙は、もしかしたら次元の違う世界が「たまたま」接触して(ゆらぎ?)、8次元と5次元が触れたところに3次元の宇宙が叩き出され、5次元が融合するとか、そうした事が永遠に続いて、まさに無限の空間(正確には何といっていいのか…)に無限の宇宙が生成されているのでは。その源は…。

ハイ、脳が固まりました。ここで、「酒粕から酒を絞り出す」ように、想像力の最後の一滴を絞り出して…、と。そもそもが「絶対の無」などあり得ず、「安定して存在するもの」など無いのではないでしょうか。私たちが生きている宇宙は、他の宇宙から見たら、泥沼の中にポコンと湧いた泡のようなものかもしれません。われわれが眺める泥沼の泡の中にも宇宙があるのかもしれません。もう、脳がエンスト寸前ですが、おそらく人間には理論を超えて「検証する事ができないもの」がゴマンとあるでしょう。故に「想像力」です。嘗てはSF作品の中でしか味わえなかったものが、現実に姿を現し始める。それだけでワクワクします。もう、気持ちよくスイッチが切れそうです…、あ…。

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